上海旅行記
日本と上海の時差は1時間
2012年10月13日〜16日にかけて、茨城県視覚障害者協会の主催により、中国・上海のツアーが企画され、五十数名の参加の下、実施されました。
予定では、茨城空港出発のところ、事情はわからないが、成田発となり、9時20分茨城空港集合となり、バスにて成田へ移動。13時40分発の東方航空搭乗。この出国手続きがスムーズにいかないで、チェックの繰り返し、手荷物検査やボディーチェックも時間がかかり、ようやくフライト開始。
成田‐上海間の距離は1872km、フライト時間は約2時間40分とのこと。上海国際空港着16時25分。着後、これまた入国手続きにもチェック、チェックの面倒くさい。空港からはバス2台に分乗し、江蘇省の無錫へと走ること約3時間(高速道路利用)。ホテル近くの日本でいうレストラン(湖濱飯店)にて、夕食。ホテル着22時40分。
10月14日
無錫観光、太湖遊覧。この湖の大きさは、日本の琵琶湖の3.5倍の広さがあるという。深さは深いところで48m。ここで、とれる蟹が上海蟹と呼ばれるそうです。また、ここで採れるカラス貝の中に真珠が育つそうで、一個の貝の中には、数十個も入っているとか。形も様々、色も数種類(白、黒、ピンク、黄色、緑等々)。その形の違うものを丸く加工するときに出る粉末を利用したクリームが、土産の人気を集めているそうです。その後、真珠の工場見学、錫恵公園、蘇州観光(留園)、寒山寺、刺繍研究所(手芸の刺繍)、その後、上海へ移動。レストランにて広東料理の夕食。三十数年前、日本の演歌尾形大作の歌った無錫旅情のヒットの後、観光客が無錫に増大したという。ヒルトン上海虹橋に10時過ぎ着(5つ星のホテル)。
10月15日
上海市内観光(外灘、豫園、新天地)。上海の料理の夕食。ヒルトンホテル着22時。
10月16日
ホテル5時50分出発。車内でパンの朝食。上海国際空港着8時40分。搭乗に時間がかかり、春秋航空機に搭乗したのは、11時過ぎ。茨城空港着13時。往復のフライトとも、揺れることなく静かなフライトでした。4日とも快晴で、これまた恵まれました。
観光ガイド(バスガイド)、男女1名ずついました。どちらも日本語が堪能で、わかる説明をしてもらえました。男性は長さん、女性は周さん、それにカメラ担当の女性でした。上海の物価は、人民元で言いますとビール大瓶が30元。缶ビールは10元。ホテルにあったカップ麺は12元。円との交換は1円が14元。
感想は石や木の彫刻が、優れているなー。観光地の中を歩く通路には、御影石が使われていますが、その石を敷き詰めたところは、平らでコンクリートで造ったかのようになっています。また、仏像の彫り物も数多くあり、歴史を感じさせます。手先の器用な人が多いかは、わからないけど刺繍にしても、日本円で数十万円するものもあるそうです。観光地で働く人は、すべからく日本語が上手でした。日本語学校で勉強するそうです。ほとんどが公務員のようです。
音声
男性ガイド 女性ガイド 町の様子 お土産紹介