我が人生旅日記
はじめに
私はこの春、2012年3月31日をもって、定年・退職を迎えました。大学での4年間を除くと、生徒時代14年間・教員として36年間、栃木県立盲学校で、お世話になりました。今年は創立103年を迎えましたが、その約半分近く盲学校にいました。時は矢の様に流れ、「歳月、人を待たず」です。さらに、私の恩師・鈴木彪平先生は、1949年から1976年の27年間英語の教師をしていらっしゃいますから、栃木盲には、二人合わせて63年間、視覚障害者の英語の教師がいました。今回は、私の自伝を中心に、50年におよぶ栃木盲学校での悲喜こもごもの思い出日記を連載したいという思いにいたりました。
手元には、これといっての記録もありません。あるのは限りなく懐かしい思い出です。記憶には間違いが多々あるかも知れませんが、友人・知人のより正確な記憶で、同窓会のホームページで修正を加えていただき、ホームページがにぎやかになり、青春時代にタイムスリップできたら楽しいセカンドライフ
が迎えられることを願っております。