2015年2月




5日木曜日
 雪が降る恐れがあり、スカイベリーは欠席した。この1週間、自宅にて、二日間は、点訳の校正、その他は、デイジー図書を楽しんだ。英語を聴く機会が少ないかも。ラジオ英会話と、NHKの国際向けの英語ニュースは聴いている。後藤健二さんのニュースには心痛む。一日の朝、ラジオを聴いてショックを受ける。ヨルダンのパイロットが、1月3日に火あぶりの刑を受けていたことに驚いた。安倍総理の不適切な発言が、後藤さんの解放を妨げたと私は思う。後藤さんは瞬きで、モールス信号を送り、私を助けなくても良いと言ったという。立派なキリスト信仰者である。昨日、松原教会でも、渡辺先生「一粒の種が地に落ちたことが、必ずや神様の祝福となると信じます。…」との言葉が印象的である。
11日
 森昌子さんのコンサートに、兄と妻の3人で行ってきた。56歳になった森昌子さん、若々しくハツラツとしていた。森進一さんとの離婚騒動から自殺未遂もあったが、元気になり、ハツラツとしていた。宇都宮が懐かしく、ほぼ満員の聴衆を前にして、最後は感激して涙を流していた。歌声もすばらしく、全体の構成も良かった。8千円でも満足できた。
14日
 ここ数日で、村上春樹のハードボイルド、世界の終わりを聴いた。21時間と長編であった。結局、僕と影の存在によって、町の中の生活がえんえんと描かれていた。それは、自らの空想・妄想の結果、自分の心を閉ざして生きているいう物語で、言い換えるならば、引きこもりともいれるかと思う。人生とはすべて、空想・妄想の中で生きているのではないか?とも取れる小説である。その前に、ねじまき鳥クロニクルを読んだが、こちらは、自分の心の不安定、ふがいなさを表し、自分のことを分かっているようで、分からないものであることが幾度も繰り返し書かれていた。




 私のダイアリー  /  トップページへ